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感覚教育とは アイコン画像感覚教育とは

子供が知性を備えた人間へと成長するために不可欠なのが、『感覚教育』です。
モンテッソーリ教育における『感覚教育』とは何か、その必要性についても具体的に説明致します。

『感覚教育』の意義

人は生まれながらにして自己成長発達力が備わっていて、その力によってみずからを成長発達させていきます。その力が具体的に現れるのが、「敏感期」と呼ばれるもの。敏感期に周囲の環境と主体的にかかわり、みずからの力で発達しようとする自己成長を援助するのが、モンテッソーリ教育の基本的な考え方です。
私たちは身辺の現象や事象を認識するために、「視覚」「聴覚」「触覚」「嗅覚」「味覚」といった五感を使い、「記憶」「想像」「思考」といった知性を働かせます。そのため、「感覚」は人間のすべての知的活動の基礎であり、『感覚教育』は教育学上非常に重要な意義をもつ、といっても過言ではないでしょう。

図は、「運動のメカニズム」を表したものですが、同時に「人間の情報処理システム」を表しているともいえます。
外界で得た情報を感覚器官が受け取り、神経がそれを脳へと伝達します。脳に伝えられた情報は統合処理され、運動器官である筋肉を使って体を動かします。
大人は、実際に体を動かす運動を伴わなくても、脳の段階で抽象的に理解が出来ますが、幼児は実際に体を動かさないと理解が出来ません。そのため『日常生活の練習』を繰り返し行う必要があります。
また感覚器官が正常に機能しないと情報処理システムも正常に稼働しないため、正しい運動ができなくなります。この情報処理システムは、生まれつきある程度は備わっていて、年齢とともに発達します。

触覚 皮膚は妊娠7~8週で完成する。胎児は羊水の中で動き、手はへその緒の近くにあり、常時刺激を受けている。
嗅覚 妊娠8週目までには機能が始まる。母親の食べた物の香りが羊水に溶け嗅覚的な記憶になる。→離乳時につながる。
味覚 妊娠12週目までに機能し始める。甘味や苦味が羊水に浸み込むことによって、吸ったり、しかめ面をしたりする。
聴覚 妊娠2~5か月の間に構造ができ、機能し始める。24時間、母体の心臓と呼吸の音の刺激を受けている。
視覚 妊娠2週目ごろからでき始め、出生時には完成している。最初は明暗が主で、色はよく見えない。生後3か月くらいで、どの距離の物にもほぼ焦点が合うようになる。視覚は1歳までにほぼ完成するが、視覚の精密度は、生後6か月の間に目覚しく発達し、その後もっとゆっくりと5歳まで続く。

乳児の感覚は、触覚や味覚がまず発達し、その後視覚、聴覚が発達していきます。赤ちゃんは生まれながらにして不完全ながらも情報処理システムをもっていて、感覚器官からさまざまな刺激を得ることによって、6歳頃までには情報処理のネットワークが完成されると考えられています。 感覚の敏感期(感覚のネットワークが完成しつつある成長段階)にいる子供の成長発達を促すために、感覚教具で構成された環境を整え、感覚器官が洗練するための援助や知性を発達させるための手助けをする…それがモンテッソーリの『感覚教育』だといえるでしょう。

感覚と感覚器官

『感覚教育』においては、「感覚」や「感覚器官」ということばが頻繁に使われますが、もっと分かりやすいことばに置き換えると以下のようになります。

『感覚教育』の背景にある子供の発達

感覚教具とかかわりながら集中現象を起こす子供の背景には、3つの発達側面があるといわれています。

感覚の敏感期(感覚器官の洗練)

1. 普段の生活の中で子供を観察すると、次のような行動が見られます。

  • ●数少ない四つ葉のクローバーを容易に見つける
  • ●車のエンジン音を聞いて、誰のお迎えが来たのかわかる
  • ●ブロック塀を触りながら歩く
  • ●銘柄による牛乳の味の違いがはっきりと分かる
  • ●母親の香水の香りを嗅ぎ分ける

これらの行動は、感覚の敏感期の現象の一つです。

2. 3歳頃になると、近感覚も遠感覚も確実に発達しますが、まだ正確に外界の情報を取り入れる感覚器官にはなっていません。そのために子供は、上記のような行動をとりながら、自らより精巧な感覚器官を形成しようとしているのです。それをサポートするのが、『感覚教育』だといえるでしょう。

吸収する精神(無意識)から意識への変化

0歳~3歳頃の子供には、両親の口癖や周囲の大人の動作をまねる行動がよく見られます。 無意識ながらも、子供が目や耳から得た動きや音声を再現しながら、外界のさまざまな印象を吸収しようとしていることの現れです。このような無意識に吸収する力をモンテッソーリ教育では、「吸収する精神」と呼んでいます。この時期に吸収された感覚的な印象は、混沌とした状態で蓄積されます。3歳~6歳頃になると、無意識に吸収し蓄積してきたものを意識的に整理しようとし、概念を形成するといわれています。その援助をするのが、感覚教具です。

知性の萌芽

1歳半~2歳頃には、知性が芽生え、次のような行動が見られるようになります。

  • ●同じ絵柄のものを対にする
  • ●拾ってきた石を大きさ順に並べる
  • ●色のついたひも通しを、色別に通す

これらは、子供の中で知識が働き始めたことの表れ。子供にとっての知性とは、比較です。子供は混沌とした状態を整理するために、複数のものを比較して順番をつけたり、対にしたり、分類したりしながら比較から始めます。この知性の萌芽を伸ばすことによって、知性を備えた人間へと成長していくのです。

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