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言語教育とは アイコン画像言語教育とは

コミュニケーションツールとして「ことば」を使いこなすためには、乳幼児からの適切な言語教育が必要です。
「モンテッソーリ教育」に基づく言語教育の必要性について、詳しくご説明致します。

1.言語の意義

モンテッソーリ教育では、「ことばは社会の基礎であると考えられるほどに、社会生活にとってきわめて重要である」と考えています。なぜなら、人間は社会の中でお互いに協力し合いながら、調和して暮らしていく必要があるからです。そのために、人はことばを使ってコミュニケーションを行い、伝えるべき内容もことばを用いて考えます。ことばは、人と人とをつなぐコミュニケーションに必須なツールであり、思考の道具でもあります。
また、ことばを聞いただけで簡単にイメージが浮かぶようになると、さまざまな知識や情報を吸収出来るようになります。つまり、人間にとってことばを身につけることは必要不可欠であり、知的発達に多大な影響を与える、といえるでしょう。
3歳までの子供に関係するのは音声言語(話しことば)です。これは、ことばを聞く機会があれば、ある程度は自然に身につきます。しかしコミュニケーションの手段としてことばを吸収しようとすれば、その基礎となる周囲との信頼関係を築くことが大切です。これは、子供が自分でことばを発する前からすでに始まっています。
周囲の大人は、子供に多大な影響を及ぼす言語環境の一つとなるため、子供の言語発達の過程を知り、その具体的な方法である言語教育を学ぶ必要があるのです。

2.吸収する精神

大人が外国語を意識的に学ぼうとしても、時間と労力がかかるばかりで思うようには身につかないものです。一方、子供は2年足らずで、ことばを理解して吸収するようになります。では、この両者の違いはどこからくるのでしょうか。
子供は親からことばを遺伝で受け継ぐわけではありませんが、乳幼児期にのみ存在する「吸収する精神」によって、生後に置かれている環境から身につけます。一方で、大人には「吸収する精神」がなくなっているために、子供と同じようには新たな言語を習得するのが難しいと考えられます。
「吸収する精神」というのは、写真を撮るかのように「すべての情報を写し取る」ということ。カメラの対象が何であっても構わないのと同様に、言語体系が単純か複雑かどうかは関係なく、子供は自身の周囲の環境の中からことばを吸収し、その後ある程度の年齢になるとそれを使えるようになります。モンテッソーリ教育では、「ことばは自発的な創造として自然に発達し、すべての子供に共通する一定の法則に従って発達する」と述べています。また、現代においても、人間はことばを学ぶための脳をもって生まれ、適切な時期にことばに触れることで、決められたスケジュールに沿って言語能力が開花していく、と考えられています。

3.ことばの獲得以前のコミュニケーション

生後まもない赤ちゃんは、「おむつが濡れて気持ちが悪い」「お腹が空いた」といった不快感を「泣く」という行動によって訴え、そこから大人とのかかわりを生みだします。生後2~3か月頃になると、機嫌の良い時には、「あー」「くー」などの音を発するようになり、これを「クーイング」といいます。この「クーイング」に大人が応えると赤ちゃんは大人からの反応や応答を徐々に意識するようになり、抑揚をつけて意思を伝えるようになると考えられています。一見すると無力に思える赤ちゃんも、実は自分から積極的にコミュニケーションをとろうとしているのです。
ことばを身につけていない生後8~9か月の赤ちゃんでも、コミュニケーションツールとして、両手を差し出して抱っこを求めたり、欲しいものを指差したり、嫌なものを払いのけようとしたり…といった手の動きによって自分の気持ちを表現します。
そのため、ことばを発する以前からすでに始まっている、子供の意思伝達のサインを見逃さないようにしっかりと受けとめ、言語発達の基礎となる信頼関係を築くことが大切なのです。

4.ことばの発達

本来、子供に言語を身につける能力が備わっていても、周囲に言葉が行き交う環境がなければ、子供はことばを吸収することは出来ません。
「話しことばの敏感期」は、聴覚が機能し始める妊娠7か月頃の胎児から始まると考えられていて、赤ちゃんが誕生とともに母親のことばを認識するのは、子宮内にいる時から何か月間も人間の声を聞いてきたからだと考えられています。
子供は、生後2か月くらいで話をしている人のほうを向くようになり、徐々に話す人の口元をじっと見つめ、動きを真似しようとします。その後、6か月頃になると音節を成す複数の音を発するようになり、それを「喃語(なんご)」といいます。1歳未満の頃は、いくつかの音を組み合わせてことばを発しますが、満1歳を過ぎると、意図して音を発するようになります。これは、そこに知性が働いている、ということの表れでもあるのです。
では、単なる音の繰り返しから、意図したことばを発するようになるまでには、どのような変化があるのでしょうか。

ことばを発するようになるためには、それまでのプロセスが大切であると、図(豊かな言語環境)が示しています。これは、ことばの発達を氷山に例えたもので、海面から出ている部分が「言えることば」です。生後10か月頃には、ある一定の目的をもって自分にことばが向けられている、ということに気づき始めます。これが、図の「ことばの存在に気づく」段階にあたります。「りんごを食べる?」と聞かれた際に、自分では「りんご」と言えなくても、ことばの意味を理解している「わかることば」の段階を経て、「りんご」と目的をもってことばを発することのできる段階へと移行していきます。
そういったことから、子供がことばを発したり理解したりしていない段階であっても、子供の周囲に自分に向けられることばが豊富であることが、ことばの発達と言語教育に必要だといえるでしょう。
モンテッソーリ教育では、「大人と一緒に生活させて、はっきりと発音される良いことばで頻繁に聞くチャンスを保障することが大切である」と主張しています。子供は、2歳前頃には短期間に急激に単語数が増える「単語の爆発」という時期を迎え、その後2歳代になると決められた順番に単語が配置される「文の爆発」という時期を迎えます。

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